また来たい!と思わせるブランディング
店舗経営とブランディング
お店を経営している人にとって、店舗ブランディングは関心の高い事柄だろうと思います。
ブランド、というと多くの人はシャネルやルイヴィトンのような高級ブランドを思い浮かべるでしょうが、町の片隅にひっそりとあるような小売店でも、その店ならではのブランドを掲げることができれば、さまざまなメリットを得ることができるはずです。
また、実店舗だけでなく、ネットショップなどにおいても、ただ漫然と商品を並べるのではなくしっかりとした店舗ブランディングが行われていれば、価格競争に巻き込まれることなく息の長いショップ経営をしていくことができるのではないでしょうか?
店舗ブランディングの成功とは
では、店舗ブランディングを成功させるためには、どのようなことを行えばよいのでしょう。
まず一つ目は「質がいい」という点です。どんなにおしゃれなお店であっても、購入する商品がすぐに壊れてしまったりしては意味がありません。良質な素材を使っていれば、その分質のいい商品を作ることができますが、素材を活かすだけのデザインや制作能力も必須です。
また、質がいい=高級、と考えがちですが、チープな素材であっても使い方によっては他の素材では出せない魅力が出せる場合もあります。そのお店ならではの一本筋の通った「質」が保たれていることが、店舗ブランディングには必要不可欠です。
また、質と同様に重視しておきたいのが、店舗の雰囲気です。たとえば、ものすごくスタイリッシュなインテリアのお店なのに、提供されるメニューが肉じゃがや筑前煮など、おふくろの味的なものばかりでは、なんだか気持ちのやり場に戸惑いませんか?
もちろん、そういうコンセプトのお店です!と自信を持って言えるのであればよいのですが、ただなんとなく居抜きの物件をそのまま利用しているような店舗では、お客さんにモヤモヤ感を味あわせてしまうことになります。
ほかにも店舗ブランディングで重要と思われるポイントがたくさんあります。それら一つ一つをクリアして「このお店にまた来よう!」とお客さんが思ってくれるようになったとき、店舗ブランディングが成功したといえます。