評価から始まるアーティストブランディング
アーティスト活動を広めるために
画家や小説家、彫刻家や詩人などなど…世の中にはアーティストと呼ばれる人たちが無数に存在していますね。
そもそも、アーティストという肩書きには、医者や弁護士のような明確な資格・免許があるわけではありませんから、誰でも名乗りさえすれば簡単にアーティストになれるのかもしれません。
とはいえ、アーティストとして生活をしていこうというのであれば、自身のアーティスト活動によって多少なりとも収入は得たいところです。
芸術をお金に変えることなどできない、という人もいるかもしれませんが、芸術は他人に影響を与えて初めて作品として活かされることができるとも考えられます。アーティストが作り出した芸術に対し、観客や読者、聴衆、顧客といった人たちは対価としてお金を支払うという関係です。
であれば、アーティストはできるだけ多くの人に自身の活動を知ってもらうための工夫をしても良いのではないでしょうか?その工夫の一つが、アーティストブランディングなのです。
チャレンジし続けることでブランディングできる
企業が行う企業ブランディングというものは多くの人が耳にしたことがあるかもしれませんが、アーティストという人間ひとりに対してブランディングを行うというのは、少し意外な感じがするかもしれませんね。
アーティストブランディングを考えるとき、まず真っ先に行いたいのは、なんらかの評価を受けることです。
たとえば、画家であればコンクールに応募して、賞を取ることがブランディングの手っ取り早い方法です。それができれば、次は唯一無二の存在となるために、作品を常に磨き続けることが求められます。
もちろん、なんらかの賞を受賞した時点で、唯一無二の存在としての価値は認められているのですが、そこで満足してしまってはアーティストとしての成長は止まってしまいます。自身の芸術について常に研鑽を積み、チャレンジし続けること…。アーティストブランディングはそういった姿勢のあとに自然とついてくることでしょう。