Webテストタイプでは、トップシェア
ユニークな名前である玉手箱。SPIからだいぶ経ってから登場した、日本エス・エイチ・エルの開発した採用適性検査の一つになります。
「CAB」や「GAB」といったテストをしている会社でもあります。
玉手箱は、大きく分けて能力と性格テスト、意欲テストで構成され、自宅のパソコンで受けられるWebテストタイプで、このタイプテストではトップシェアといえるでしょう。
能力テストは、言語、計数でそれぞれ3種類、英語で2種類、性格テストと意欲テスト(それぞれ本格版と簡易版があり)、これらの中から採用企業が自由に組み合わせて実施されるテストになります。
自由にといっても適当に組み合わせているのではなく、採用に当たっての最適な組み合わせをチョイスして行われています。玉手箱の最大の特徴は、同じ問題形式からは1種類の問題形式しか出ないことです。
よって、形式がわかれば、短時間で効率良く解いていくことが可能で、受ける側のプレッシャーも軽減されそうな適性検査となっています。
対策本が出ていますから、傾向をつかんでおくと、いっそうやりやすくなるかもしれません。
選考の定番で、余裕を持って通過したい
新卒の就職活動において、Webテストタイプの玉手箱のような適性検査は、選考時の定番となっています。
自宅受験型であることから、落ち着いて受けられることがメリットで、対策をしっかりすれば良い結果が出やすいといえるでしょう。
大手企業や人気企業であるほど応募者は多くなりますから、エントリーシートの提出の段階から合わせてWebテストを義務づけている企業も普通にあります。
他にも会社説明会からの流れで、一次選考としてそのままWebテストを実施する企業もあるのです。軽く見ていると書類選考にも残れませんから、ぜひ、しっかりとした対策が必須になります。
足切りラインぎりぎりで通過したとしても、面接でデータは参考にされることになりますから、やはり余裕を持っての通過を目指したいものです。